【お部屋探し】不動産業界人による失敗しない不動産屋の選び方

3月といえば、卒業。卒業といえば、入学や就職。入学や就職といえば引っ越し。というわけで、3月〜4月にかけて引っ越しを予定されている方も多いんじゃないでしょうか。いや、きっと多いはず。

というわけで、今回は不動産の仕事をしている私が、どういう不動産屋さんがオススメなのか【不動産屋さんの選び方】を経験と偏見込の完全主観でお教えしようと思います。

不動産屋の選び方

そもそも不動産屋を選ぶ必要ってある?

その前に「いやいや、不動産屋を選ぶという意味がわからない」という人もいるかもしれないですね。

普通、アットホームとかホームズなどの賃貸物件検索サイトで希望条件を入力して、気になる物件があったら、その物件を紹介している不動産会社へ連絡して、案内してもらう。気に入ったらその物件を契約。だいたいこんな流れじゃないの?って感じでしょうか。

確かに、今はそういう探し方の人が多いし、主流だと思います。ただ、この探し方の場合はよく注意しないと、物件は良かったけど、仲介してくれた不動産屋もしくは管理会社がぱっとしなかったとか、いやむしろ最悪だったってことになりかねないわけですよ。物件が良ければそれでいいじゃなくて、これから先も付き合いが続く不動産屋(もしくは管理会社)がきちんとしてる会社なのかどうかも大事なんです。もちろん、インターネットで検索してもアパートとかよくわからないから、直接不動産屋に行って、条件を伝えて探してもらう方が良いって人には言うまでもないですね。

なお、この記事での不動産屋という表現は、地方によくある仲介業者と管理会社を兼ねている不動産屋を想定しております。

店舗もしくは事務所が散らかってる会社は注意

インターネットのみで探している場合には厳しいと思いますが、もし不動産屋さんの事務所に行くことがあれば、こっそりと店内を見回してください。あまりにも散らかっている、書類が整理整頓されていないようなら、注意した方がいいです。私の経験上、事務所があまりにも散らかっている会社は頼んだことをやるのが遅いルーズな会社が多いです。

地域ナンバー1店などの複数店舗展開している会社は注意

◯◯不動産A店、B店、C店…と同一県内、市内に多数店舗を展開しているような会社はいろんな意味で注意が必要な場合が多いです。

っていうのも、不動産業界って結構、人の入れ替わりが激しいんですよ。独立開業のために辞める人もいれば、同業他社で経験を積むために辞める人もいます。一方、不動産業界を去り、完全に別の業種で就職する人ももちろんいるわけです。結構ハードですからね、この業界。この前までいたのに、気がついたら辞めてたみたいなことは、他の業界に比べたら多い方じゃないかなと思います。

多店舗展開しているような不動産屋も同じで、人の入れ替わりが多いです。これくらいの規模の会社は、取り扱い物件数もそれなりに多く、それに応じた数の従業員が必要になってくるわけなんですが、従業員が定着しないと新人が占める割合が高くなり、業務効率が下がります。さらに人手不足になると仕事が追いつかない、捌けないという事態になってしまいます。「先週、電話で連絡しておいたことを、まだやってくれてない」とかね。小さな不動産の場合は、そこまで影響しないんですけど、中堅以上の会社になると結構影響してくるんですよ。

また、こういった会社では、契約時に様々な付加サービス(〇〇サポートとか)を強制される場合もありますし、退去時の敷金精算においてもガメつく補修費を請求してくる場合があります。私が以前働いていた会社もその傾向がありました。従業員が多いと、その分だけ人件費が掛かるので、仕方のない部分もあるんでしょうが、まあお客さんからすれば関係ない話ですからね。

他にも、最初に現地案内から契約までを担当してくれた営業さんは親切で感じの良い人だったけど、他の部署(経理やクレーム担当など)の人が対応が悪かったといったことになる場合もあります。ある程度の規模の会社の場合、ほぼ全てを一人が担当する小規模な不動産屋と違って、業務内容によって担当する部署が細かく分かれてしまうため、こういうことが起きるんですね。

あ、誤解の無いようにお伝えしておきますが、こういった会社がすべて同じだと言うわけではないので、その点はご注意ください。まっとうに、良心的にやっている会社もあると思います。まあ、だいたいガメついと思いますけどね。

じゃあ、大手不動産屋や逆に小さな不動産屋なら大丈夫なの?

私の経験上、大手といっても大東建託くらいしか知りませんが、特に問題なかったです。契約手続きも案内してもらった日に完了しましたし、退去の時もノートラブルでした。ただ、支店によって(もしくは物件によって)方針が違う可能性がありますし、家賃も周辺相場と比べて、やや高くなる傾向にあります。

一方の小さな不動産屋はどうかというと、対応がいい加減だったり、横柄だったり、金取り主義の会社もあれば、真面目で感じの良く、良心的な会社もあったりと様々です。ただ、社長一人でやってる会社、社長夫婦でやってる会社、社長と数人の従業員がいる会社など、少数でやってるような小さな不動産屋は、会社の雰囲気がつかみやすい。社長(経営者)の性格が会社の雰囲気や傾向に出るからです。だから、「ここ、なんか感じ悪いな」と思うような不動産屋はやめておけばいいわけですよ。

物件の写真をあまり載せていない不動産屋

インターネットの賃貸物件検索サイトで物件を探している時に、室内の写真(ひどい時は間取り図なども)を載せていない場合があります。その場合には、その不動産屋が掲載している他の物件も確認してみてください。他の物件も似たような感じだったり、理由もなく写真が少なすぎるような場合には、注意した方がいいです。

物件を探している人が、できるだけ多くの情報や写真を欲しがっていることは当然なんですよ。私だってそうですもん。だから、不動産屋としては少しでも多くの写真を掲載するのが当然だと思うんですが、現地に行って写真を撮るのがめんどくさい、手間だと手を抜く営業がやっぱりいるんですね。一事が万事というか、お客さん本位に考えられない人間は、他のことでも大体似たような感じになります。

さいごに

私自身、いろんな不動産会社と取り引きしたり関わったりしてきましたが、ほんとに変な会社もあれば、良心的な会社もあって、普通の人にがその中から良い不動産屋かどうかを見分けるのは至難のわざだなとつくづく思います。本記事は、あくまでも、私自身の経験と個人的な偏見による偏った「不動産屋さんの選び方」なのですが、これから物件探しを予定されている方の参考になれば嬉しく思います。他にも思いついたら追加します。